湿潤治療法の経緯


この治療法の考案された過程:消毒薬が容易に傷のタンパク質との反応によって細菌を殺す閾値以下の効力になる一方で、欠損組織を再生しつつある人体の細胞を殺すには充分な効力を保っていること、再生組織は乾燥によって容易に死滅し、傷口の乾燥は再生を著しく遅らせること、皮膚のような浅部組織は常在細菌に対する耐性が高く、壊死組織や異物が介在しなければ消毒しなくても感染症に至ることはほとんど無いことなどに注目して考案された。

創部の再生を促す
:傷口の内部に消毒薬を入れることを避け、再生組織を殺さないように創部を湿潤状態に保ち、なおかつ感染症の誘因となる壊死組織や異物を十分除去することで創部の再生を促すものである。

アメリカから紹介されていた治療法:1980年代に、湿潤環境を保ち傷を治すという概念がWOC看護認定看護師らによりアメリカから紹介されていたが、国内ではまだガーゼを伴う治療法が主流であり続けた。しかし、ようやく2001年ごろから賛同する医師らによって急速に普及が図られている。また、ほぼ同じ時期より内科医の鳥谷部俊一によっても独自の治療法が提唱されており、その方法には湿潤状態を保持するために食品用ラップを用いること、また、完全には閉塞環境を保つことが出来ないことから、ラップ療法、開放性ウェットドレッシング療法 (Open Wet-dressing Therapy, OpenWT) と呼ばれている。

Moist Wound Healing:湿潤環境下の方が創傷の治療経過がよいことは欧米においては1960年代後半から臨床報告などで知られており、これを応用した治療法は"Moist Wound Healing"と呼ばれて医療機関等でも一般的になっている。

ためしてガッテンで紹介されることによって、一般にも広く知られるようになった(この時に実践していると紹介したのは、元Jリーガーの高橋範夫)。

この治療法に関しては賛否両論であり、確立された治療法ではないことに注意が必要!

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posted by 医方 at 14:35 | Comment(0) | 治療方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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